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アラン柄とは④

投稿日:2019年9月6日 カテゴリー:【ニット】


袖にアラン柄を施したgim定番のニットコート

今日ファッション性の高い衣類として人気のあるアランは、他のタイプの編物と区別される特色で、独自の強い個性を持っています。その中でも、網、ダイヤ格子、または格子模様を作っている対角線、その他のモチーフ等が、すべて裏編みの地を行き来する表編みで構成されている、という点が重要な特色です。これによって模様を立ち上がらせ、かなり奥行ききのある「浮き出し模様」の編み地にする効果をもたらしています。こういった模様は、装飾的であると同時に機能的です。模様編みを多くするほど、必要な毛糸の量も増えます。縄、玉編み、また他の立ち上がる模様を使うと、セーターはより重く暖かくなります。模様の名前は謎に包まれていますが、漁師の生活で最も重要な道具に関係があるようです。網やロープを使い船に乗って魚を追いかけます。「網」は最も基本的なアランの模様ですが、いろんな大きさや形があります。ロープは文字通り漁師の命綱ですから、圧倒的によく使われる模様なのは驚くことではありません。他の模様も、ロマンチックな想像力に沢山の意味を色付けされてきましたが、ダイヤモンドはおそらく漁網に関係し、格子は小さく囲われた畑地、生命の木はキリスト教以前の古代のシンボルが、後にキリスト教的な意味を持ったもので、おそらく漁師自身の家系図の象徴でもあったのでしょう。