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シェットランドレースとは①

投稿日:2019年9月7日 カテゴリー:【ニット】


アイレットカーディガンのレース模様

シェットランドの色のついたフェアアイルがよく知られていますが、シェットランドレースも見逃せません。1本撚りの毛糸で作ったとても素晴らしい「ウエディングリング(結婚指輪)ショール」は、シェットランド島民の驚異的な技術を証明するもので、世界的にも有名です。シェットランドの紡ぎ手は、2オンス(56.698グラム)の羊毛から6,000ヤード(5486.4メートル)の毛糸を紡ぎ、それが1枚のショールに編み上げられます。それはおよそ6フィート(182.88センチ)四方の大きさにもかかわらず、ウエディングリング(結婚指輪)の輪の中を通すことが出来ます。最初はこのショールはウェディングベールとして使われ、そのあと洗礼の時にも使われました。黒のショールは葬儀用に作られました。
レース編みはヨーロッパで14世紀に確立され、ことにロシアとスペインで盛んでしたが、シェットランドレースは、初め貿易航路により伝わったスペインの模様をその起源にしています。レース編みが始まったのは1830年頃で、その頃、機械編みにとって替わられたことで、手編みの市場が衰退し、多くの人がレースを編む労働者として供給されるようになったからです。

②へ続く